猫のウールサッキング対策
前に「猫が布を食べるウールサッキングについて」を書きました。
今回は猫のウールサッキングの対策についての記事です。
まず初めに「ウールサッキング」の原因は未だに不明なところが多く、猫が1度ウールサッキングを始めると完治するのが難しいのが現状です。
それでも辛抱強く対策を続けることで、ウールサッキングをしなくなったという飼い主もいます。
①猫とのスキンシップ
もし猫がウールサッキングをしていても決して怒らないようにして下さい。ウールサッキングが飼い主への不満でしている場合では、怒ってしまうと逆効果になってしまいます。
なので日頃から猫とのスキンシップをとり、一緒に遊んだり、甘えてきたら存分に甘えさせてあげましょう。猫とのスキンシップをしっかりとることが、ウールサッキングをやめさせる一歩になります。
②対象物を隠す
猫がウールサッキングをする対象物をよく観察して、「どのようなモノ」を噛んでいるのか把握する必要があります。もし猫が同じ素材のモノをウールサッキングしているなら、その素材のモノを全て隠すまたは置かないようにすることも対策の1つです。
③食事を見直す
猫がキャットフードに不満がある、満足に食べれてないなどでウールサッキングをする可能性もあります。
おかわりの催促をしていたけどあげなかったり、キャットフードをほとんど食べないでウールサッキングをするなら食事の仕方などを見直す必要があります。
自動でキャットフードが出てくる自動給餌器に変更したり、食事の量は変えずに回数を増やすなどの方法がありますが、食べ過ぎによる肥満だけには気をつけて下さい。
また猫が繊維が多い素材のモノをよく食べるなら、食物繊維が豊富なキャットフードに変更するのもいいでしょう。
④猫が苦手なニオイを付ける
猫がよくウールサッキングをするモノに、猫が苦手なニオイをつけるもの対策の1つです。ただニオイは時間が経過することによって効果が薄くなるので、猫がまた噛むようならもう1度ニオイを付ける必要があります。
まとめ
ウールサッキングはまだまだ謎が多く、治療や対策も難しいのが現状です。
紹介した対策方法でもあまり改善しないことも多いです。あせらず猫の行動に注意をしながら辛抱強く対応していきましょう。