猫が仕方がなく我慢している事
猫が嫌だけど我慢していること
人間も猫も嫌なことを我慢しているとストレスが溜まり体調を崩すことがあります。特に猫はストレスを溜めやすい動物であり、飼い主の何気ない行動や無意識の行動のせいで猫がストレスを溜めながら我慢している事があります。今回はそんな記事です。
①抱っこ
飼い主は猫が可愛くてついつい抱っこをしたり、喜んでいると思って抱っこをする場合があります。実際に猫を飼っていた私もそうでしたが、この飼い主の抱っこが猫に嫌なことを我慢させている可能性があります。猫の性格にもよりますが、猫はもともと束縛されることが苦手なため抱っこを仕方がなく我慢していることがあります。
猫を抱っこしたときに抱え方が上手くないと無理な体勢などで猫が痛がり、鳴き声をあげながら暴れて抱っこか逃げ出そうとします。そんな時は猫の気持ちを察して抱っこを解いてあげてください。
②部屋の気温
猫は部屋などの気温に敏感です。飼い主が気づいてないだけで暑かったり、寒かったりしても猫がひたすら我慢している場合があります。夏場などで部屋が暑いからエアコンを低い温度にし設定したり逆に出かけるため電源をいれなかったり、冬場に暖房などをつけずに猫にお留守番させると猫はひたすら辛い環境のなかで我慢することになります。
できれば夏場はエアコンを猫が快適と思う温度設定にしたり、冬場は電気カーペットや暖房などを使いお留守番中でも猫が快適に過ごせるように考慮してあげてください。
③タバコのニオイ
猫は嗅覚が優れているためニオイにとても敏感です。特にタバコは飼い主や猫の健康を害する恐れがあり、出来る事なら吸わない方がいいでしょう。ただタバコを吸わないとストレスが溜まる方もいると思いますので、タバコを吸うのなら猫がいない場所か外などで吸ってあげるのがいいでしょう。
④キャットフード
意外かもしれませんが猫はいつも食べているキャットフードを我慢している場合があります。昔に比べて現在はキャットフードの種類が増えて色々な味や形状、固さなどがあり選ぶのも大変になってきました。
猫はいつも同じキャットフードや自分の年齢に合っていないキャットフードがあると、ニオイを嗅ぐだけで食べなかったりキャットフードを埋める素振りをすることがあります。これはキャットフードに飽きている、食べたくないのサインですが、変わらないので仕方なく食べていて美味しいとは思っていないでしょう。
⑤部屋などが狭い
猫が我慢していることに部屋の狭さがあります。猫はもともと狩猟本能が強い動物のため広い場所で身体を動かしていました。猫が退屈と感じると部屋中を走り回ったりするのはこの名残りのためですが、部屋などに十分な広さがないと猫は思いっ切り走りたい気持ちを我慢する場合があります。
部屋の広さにはどうしても限界があるので仕方がないことですが、出来るなら家具などを減らし少しでも猫が走りやすいような環境を工夫してあげてみてください。
まとめ
飼い主の何気ない行動や気にしていない環境が、猫にとって仕方がなく我慢させている場合があります。どうしても変えられないモノもありますが、キャットフードなどは食べ具合の様子で違う種類などに変更しやすいと思います。
猫が我慢してストレスと溜めすぎないように、配慮してあげるのも飼い主の大事な役目だと思います。飼い主も猫もお互いに我慢しない生活を送りたいですね。
