猫が飼い主の前で倒れる理由
飼い主の目の前で猫が倒れたら?
飼い主の目の前で猫が急にパタンと倒れる時があります。急に倒れるのでびっくりする飼い主も多いと思います。猫が倒れるには幾つかの理由があります。
今回はそんな記事です。
①遊んでほしいため
猫が飼い主の目の前で倒れたら遊んでほしいサインです。飼い主が何処かへ移動しようとすると猫は飼い主の前に出てきてわざと倒れることがあります。
倒れた後も飼い主の方をジッと見てくることが多いので、倒れるという行動と目線で遊んでほしいと飼い主に訴えている状態です。
②背中を綺麗にするため
猫は毛繕いをすることで自分の身体を綺麗にしていますが、背中だけは舐めることが難しいため横になり地面や床に背中を擦りつけて汚れを落とすことがあります。
もし猫が倒れたけど背中を地面や床に擦りつけているように動いてたら、背中を綺麗にしていると思っていいでしょう。
③気分転換をするため
猫はストレスを溜めやすい動物です。嫌なことや苦手なことがあれば気分転換をしたいと思う部分は人間と同じです。猫が気分転換にする方法の1つに倒れるという行動があります。
ゴロンと横になって身体を思いっきり伸ばしたり、横になったらまた起き上がったりと猫なりのストレス解消の方法です。また日向ぼっこをしていて、気持ちが良くなりゴロンと横になるように倒れることもあります。
④病気
飼い主に構ってほしくて倒れることが多いですが病気で突然倒れる可能性もあります。もし猫が倒れた後に身体を小刻みに震わせているときは痙攣を起こしている可能性が高いです。猫が突然痙攣を起こすとパニックになり猫を抱き上げてしまうでしょう。
しかし痙攣が起きているときは慌てずに少し様子を見ることが大事です。痙攣のしかた、どれくら続いていたのか、あとで動物病院で詳しく説明できるようにします。できれば動画を撮影しておくのもいいでしょう。
まとめ
猫が飼い主の前で倒れるのは甘えたいアピールや背中の掃除、気分転換などあります。ただ猫が倒れるのは性格や個体差があるので、かならずしも倒れるわけではありません。
飼い主に構ってほしいアピールの仕方は猫によって違うので倒れないから嫌われていると思わないで下さい。
注意してほしいのが病気で本当に倒れた場合です。いつも様子が違うときは焦らずに猫の様子をみて動物病院に連絡しましょう。