猫のトイレ掃除の頻度
猫のトイレ掃除と猫砂の交換頻度
猫を飼うと必然的に必要になる猫用のトイレ掃除。猫は自分の排泄物を隠す習慣があるため、猫砂は猫が用を足すうえで欠かせないもです。猫が用を足すたびに猫砂は汚れていきますが、どれくらいの頻度で交換するのがいいのでしょうか？今回はそんな記事です。
①1日1回は汚れた部分を取り除く
猫は1日に数回の頻度で用を足します。猫の食生活や水分補給の量によって回数は異なりますが健康な猫であれば、1日の間に数回はトイレにいくため1日1回は猫が用を足した後に掃除をする必要があります。
毎日行うトイレ掃除は完ぺきにキレイにする必要はなく、基本的に猫が用を足した部分の砂をスコップで取り除くだけで大丈夫です。猫が用を足した後すぐに取り除くのがタイミング的に一番好ましいですが、仕事などで家や部屋にいない場合は帰宅したらずぐに綺麗にしてあげてください。
こまめに掃除をすることでニオイや雑菌が溜まりにくくなり、猫もトイレを我慢せずに安心して用を足すことができます。
②猫砂は月に1～2回の頻度で全替えが理想
毎日のトイレ掃除とは別に猫砂は月に1～2回の頻度で全部交換するのがいいでしょう。
ただ夏や湿気が多い時期はニオイがきつくなりやすく、多頭飼いをしている場合にはトイレの汚れやニオイなどが目立つ傾向があるため、汚れやニオイの具合を見ながら適度に猫砂の全替えをする必要があります。
③システムトイレはシートは1週間、猫砂は汚れた部分を取り除く
システムトイレの場合は専用の猫砂と排尿用の吸収シートを使用してます。吸収シートは種類や頻度にもよりますが、1週間に1回の交換が目安になります。猫砂の方は一般的な猫用トイレの砂と同じで猫が用を足したら、その都度に汚れた猫砂の部分を取り除きます。
④トイレの容器は月1回は洗う
猫砂を入れている容器は頻繁に洗う必要はありませんが、できれば月に1回は洗うのがいいでしょう。容器を洗う場合にはお風呂場などに持っていき、専用の洗剤か中性洗剤でブラシやスポンジを使い汚れを落とします。
汚れを落としたら容器の中に水を溜めクエン酸を溶かしつけ置きします。約30分ほど経過したら水を捨てて容器を拭いて乾燥させれば完了です。クエン酸を使うことで洗剤では落としきれなかった尿のニオイも抑える効果が期待できます。
まとめ
猫はキレイ好きな動物のため、トイレが汚れていると用を我慢したりトイレ以外の場所で粗相をすることがあります。猫がトイレを我慢し続けると膀胱炎になる可能性があり大変危険です。
猫砂や容器を定期的に交換、掃除することで猫の病気やストレスの緩和、トイレ以外の粗相を防ぐことができます。猫だけでなく飼い主もストレスなく生活するため、猫のトイレ掃除は定期的に行いましょう。
