猫を抱っこ好きにするためには？
猫を抱っこ好きにするために気をつけること
前に猫が抱っこを嫌がる理由という記事を書きました。では逆に猫が抱っこを好きになるために、飼い主ができることはあるのでしょうか？今回はそんな記事です。
①抱っこの楽しさを教える
猫は生まれた時から抱っこをされるという経験がありません。そのため抱っこの良さが分からないので、少しずつ抱っこの良いところを覚えさせていくのだが大切です。
抱っこされないと届かないおもちゃやヒモなどで、一緒に遊んであげると猫は少しずつ抱っこに対しての警戒心が薄れていきます。
昔、飼っていた猫も抱っこは好きではありませんでしたが、抱っこ後に電気のスイッチであるヒモに近づけると夢中になって遊んでいました。
それを繰り返すうちにだんだんと抱っこを嫌がることは少なくなり、すんなりと抱っこをさせてくれるようになりました。
②猫の苦手なニオイをつけない
猫はニオイに敏感で、苦手なニオイがすると近づこうともしません。もし猫を抱っこする時に苦手なニオイを発していたら、猫はその場から逃げ出してしまいます。
そのため、猫を抱っこする時は猫が苦手とするニオイをさせないことが大事です。
③正しい抱っこをする
猫を抱っこする場合には、まず猫の両脇に手をいれ、ゆっくりと持ち上げます。次に片手でお尻周辺や後ろ足を支えるようにして、もう片方の手で猫の前を囲むようにします。
この時に猫の前足を置けるようにすると猫は少し安定するので、落ち着きやすくなります。最後に体を密着させて安定させ、優しく包み込むようにします。
ただ猫を正しく抱っこ出来ても、尻尾を左右にブンブンと振ったり前足などで突き放そうとする場合には、抱っこを嫌がっているのですぐに離してあげて下さい。
④子猫のときから慣れさせる
子猫の時に抱っこを覚えさせると成猫になっても抱っこを嫌がることは少ないです。
子猫を抱っこして優しく遊んであげたり、リラックスできるように撫でてあげたりして愛情を注いであげると、子猫は抱っこを愛情表現と覚え抱っこを怖がることはなくなります。
まとめ
猫を抱っこしたくても嫌がるなら我慢しなければいけません。抱っこが嫌いな猫を抱っこするには、長い時間と信頼関係が必要不可欠です。
まずは抱っこが猫にとって楽しいもの、気持ちいいもの、愛情表現であることを理解してもらうことが大事です。また無理強いや慣れさせるためといって無理やり抱っこし続けることだけは避けた方がいいでしょう。
猫が自分から抱っこをせがむ日を夢みてゆっくり進んでいきましょう。
