猫が飼い主に構ってほしい理由
猫がしつこく構ってアピールをする理由とは?
新聞や読書をしていると間に割り込んでくる、近くのモノを落とす、近寄って遊ぼうと鳴くなど猫が飼い主に構ってほしくてする行動です。飼い主が忙しくても猫は関係ないとばかりに構って攻撃をしてきます。
猫が飼い主にしつこく構ってアピールをするには理由があります。今回はそんな記事です。
①安心したいから
飼い主のことが好きで甘えている猫の場合は、飼い主が自分よりも他のモノに興味を持つことに対して不安になることがあります。猫は飼い主がちょっとしつこいかなと思うぐらい構ってアピールをして自分に興味を引き不安を解消させようとします。
②飼い主に要求があるから
猫が飼い主に対して要求がある場合にも構ってアピールをします。猫の要求は色々で、お腹が空いた、トイレを掃除してほしい、遊んでほしいなど場合によって様々です。ご飯の食器や場所をウロウロして鳴いていたらご飯の要求で、トイレの前などをウロウロして鳴いてきたらトイレを綺麗にしてほしい要求と思っていいでしょう。
猫が構ってアピールをしてきたら甘えたいのか、何か要求しているのかどうかを猫の仕草や行動をよく見て判断してあげてください。
③甘えん坊だから
猫はメス猫よりオス猫のほうが甘えん坊になりやすいと言われています。オス猫にはもともと本能からくる積極性と行動力があり、飼い猫の場合はこの積極性と行動力が全力で飼い主に向けてアピールされるため、オス猫のほうが甘えん坊とよく言われます。
また去勢手術をしたオス猫はさらに甘えん坊になると言われています。
④親離れの時期が早かったため
猫にも親離れの時期というのがあります。子猫が生後4~6ヶ月ぐらいの時期に親離れがあり、母猫が後をついてくる子猫に威嚇をして独り立ちをせると言われています。
母猫がいない子猫や保護された子猫は経験するはずの親離れを母猫から経験することが出来なかったため、飼い主を母猫と思い込み成長した猫は子猫のような気持ちのままで
甘えてきます。
成猫になっても子猫の気分のため飼い主から離れず付いて回ったり、甘えたいという欲求をそのまま伝えるため猫が飼い主にしつこく構ってアピールをしてくるのです。
まとめ
猫はよく気分屋でクールな動物だと言われますが、実は感情が豊かで甘えん坊な部分が多いです。一緒に遊びたい、甘えたいと思ったら飼い主の都合は関係ない今このときが大事!というばかりにアピールしてくるのは、飼い主にとって嬉しい反面もう少し待ってほしいという気持ちになりますね。