猫が箱を好きな理由
箱があれば入るのが猫の習性！
猫は中に入れる箱が大好きです。段ボールやおもちゃの空箱など、自分自身が入れそうな箱は入らずにはいられないほどに大好きです。なぜ猫はこんなにも箱が好きなのでしょうか？今回はそんな記事です。
①安心するから
猫はちょっとキツめか、ぴったりサイズの箱に入っていると安心します。ぴったりのサイズの箱に入っていれば、外敵に襲われる心配もなく囲まれているという安心感もあるのでしょう。
実際にお気に入りの箱に入っている猫を見るとリラックスして、そのまま寝てしまう猫もいます。
②温かいため
段ボールなどの箱には適度な保温力があり、中に入っていると温かくなってきます。
猫は30～35度ぐらいの気温を好みますので、飼い主が快適だと思う25度前後の気温は猫にとっては寒いと感じている可能性があります。
そのため箱の中に入っていると、自然にちょうど良い気温になるため箱に入るといわれています。
③ストレスを解消できるから
猫は隠れることでストレスを軽減することができます。部屋に箱がある猫と、ない猫でのストレスの溜まり方を調べた実験では、箱がない猫のほうがストレスが溜まりやすい結果が報告されています。
猫にとって隠れることが出来ない状況や場所は、ストレスが溜まり居心地は良くないといえます。
④野生の名残り
野生時代の猫は、物陰や穴倉に隠れて寝たり狩りをしていました。暗くて狭い場所でひっそりと息をひそめ、獲物が通るのを待ち伏せして捕らえることが多かったのです。
そのため野生の感覚が残っており、本能的に隠れることができる箱が好きなのではないかと考えらています。
まとめ
猫が箱を好きな理由には、野生の名残りから温かいなど色々あります。飼い主が荷物の箱を持っていると、箱が開くのを今か今かと待っている猫が近くにいるはずです。
猫が箱を思う存分に満喫できるように捨てずに残しとくのも愛情ともいえますね。
